着物を初めて買う時は、難しく考えないで直感で選ぶのもオススメ

海外で日本の文化に対する関心が高まっているニュースなどを目にすることがありますが、国内でもその風潮があり、特に着物を趣味にしたいと考える女性が増加中です。

外国から取り入れられるファッションが人気なのは変わりませんが、日本の伝統衣装ならではの美しさにも注目が集まるようになってきたのです。
とはいえ、これから始めるにあたり、具体的に何をすれば良いのか分からない人もいるでしょう。

着物を楽しむために

以前であれば、最初に着付け教室を訪れることが一般的でしたが、いきなる着付け教室で学ぶのはハードルが高いと感じる人も多いようです。

そこでオススメな方法が、まずは自分好みの着物を購入することです。
そうすると、それを着こなしたいという気持ちが生まれ、しっかり着付けを学びたいという原動力になります。

そう言われても、どこに売っているのか分からないという人もいるでしょう。

近所にある呉服店に行くのは勇気がいると感じられる場合は、デパートなどで探すのも得策です。

たいていは売場に簡易な着付けスペースが設けられています。そこで店員に着付けてもらって試着を行うというわけです。

いまは様々なバリエーションの着物が販売されています。
若者がよく訪れる商業施設であれば、海外で流行しているデザインを採用していることも珍しくありません。

丈を短くしているタイプもあるなど、多くの感性に対応できるように配慮されています。
スタンダードなタイプから始めるもオススメですが、モチベーションを高めるために自分の直感で選んでも良いでしょう。

肌の色味や体型などで選ぶこともできます

パーソナルカラーなどを意識して選択したほうが良い点は洋服と変わりません。

まずは自分の肌の色をチェックして、それが綺麗に見えやすいことを重視してください。

血管が浮き出ているように見えないことが大事です。人によってはゴールドが基調のものが似合いますし、肌に青みがあるならシルバーを基調にするという選択肢もあります。

また、髪の色とのバランスを考慮することも忘れてはいけません。
髪が黒くて太めなら、それに合わせてダークなテイストのものを選びます。

それに対して茶系の明るい髪や細めの髪なら、ライトなテイストのものが合いやすいです。
このように、主に肌と髪を基準にして着物を選ぶ方法もあります。

もちろん季節感を取り入れることも欠かせないポイントです。

春であれば桜をイメージさせるピンクや、陽気な気候を連想さえるイエローが向いています。
夏なら涼しく見えるブルーが良いですし、冬は逆に暖かく見えるオレンジが人気です。

これらはあくまでもセオリーなので、個性を出したい場合は必ずしも従う必要はありませんが、、季節にマッチするものを着ることで、周囲に風情をもたらすことも着物の醍醐味の一つです。

せっかく趣味にするなら、そのような日本の風情を大切にする視点を持つのも良いでしょう。

もう一つの観点としては、体型を踏まえて選ぶことが挙げられます。

もし体型を細く見せたい場合は、縦の模様がおすすめです。いわゆるストライプと表現される柄であり、これを着ることで細く見える効果があります。

逆に痩せていることを気にされている方はボーダー柄のものを選ぶとよいでしょう。

ところで、着物は背の高い女性に似合うというイメージを持たれている人もいるようです。そのため、背が低いと着物が似合わないと思っている女性も少なくありません。

しかし、模様や柄の効果により身長の低さもカバーできるのです。
模様や柄が小粒なものを着ると、身長の低さが目立ちにくくなります。

いまはオンライン教室もあります

以上のような点に配慮し、自分にぴったりなものを見つけたら、次はいよいよ着付けを習得するステップです。

着付け教室に通うことが基本ですが、今では通信教育を行っている会社もあります。

また、オンラインの教室も増えており、そちらであれば自宅にいながらマンツーマンで指導してもらえます。

しばらく通って基礎を身につけたら、応用をオンラインで学び始めるなど、それらを使い分けるのも有効な手段です。

いずれにせよ、できるだけ長く続けられるような方法で学ぶことがポイントになります。

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