【30代~40代の女性】着物に合わせやすい髪型は?
着物を着るシーンは人生の中で何度か訪れるものですが、着物とマッチするヘアスタイルはどのようにすればよいのか悩みどころです。
目次
30代~40代の女性の場合
30代から40代の女性が着物を着る場合、髪型によっては実際の年齢以上に年上に見えることがありますが、ショートやミディアムヘアの方でもアレンジすることで着物にマッチするヘアスタイルに変えることができます。
ミディアムヘアは適度な長さなので動きやすさもあり、この長さにしている女性は多いと思います。
シニヨン
また、束ねた髪を横や後頭部でまとめたヘアスタイルのことをシニヨンと呼びますが、女性の間で人気を集めているシニヨンをアレンジしたものがくるりんぱヘア、これは簡単にかわいいスタイルを作ることができるし和服にも合うのでおすすめの一つです。
シニヨンとは、フランス語が語源になっているもので、束ねた髪の毛をサイドもしくは後頭部でまとめる髪型を意味します。
最初に、上側の髪の毛を適量撮り1回くるりんぱする、このとき頭のてっぺん部分でもあるトップの高さが不足しているときには髪の毛をつまんで引き出すようにしながら調節しましょう。
耳の上側のライン部分で、もう一度髪の毛を取り最初に取り付けたゴムの下側でくるりんぱします。
後ろは、残りの髪とこれらをまとめてから髪の毛をくるりんぱして残った髪を三つ編みもしくは二つ編みにしてまとめておきます。
これを内側に丸めるようにして見えない部分でピン留めすれば完成です。
仕上げるときにきれいにするポイントは、ゴムの縦ラインを揃える点でくるりんぱができればそれ程難易度が高いものではないですし、見た目が技術がいるような髪型に見えるのもおすすめポイントの一つです。
和服にも合うシニヨン
シニヨンができる女性の場合には、シニヨンだけでも和装に似合うアレンジヘアを作ることができます。
最初に、髪の毛全体を一つにまとめてから、くるりんぱしましょう。
ゴムの下側の髪の毛をしっかり押さえてからまとめた髪を引き出し頭の形を整えておきます。
仮に、四角形になりそうなときには卵型になるよう整える、このようなイメージです。
くるりんぱの穴に、再び髪の毛を入れてくるりんぱしてから余った髪はゴムの根元でまとめます。
最後に髪飾りを装着すれば完成といったやり方になりますが、横方向から見た時に後頭部が膨らんでいるように見せるのがこの髪型のポイントになって来ます。
まとめ髪
ツインテールの3つ編みができれば、誰もが簡単にまとめ髪を作ることができます。
これは、髪の毛を二つに縛った後に三つ編みにしてまとめるといった簡単なまとめ髪の一つ、くるりんぱに挑戦してみたけれども上手にできなかったなど苦手意識を持つ人にもおすすめできるヘアスタイルです。
アレンジヘアの一つでもあり、髪の毛を中央で二つに分けてゴムで縛る、次に縛った髪を三つ編みにしましょう。
このとき、縛っているゴムをしっかり押さえるのがポイントで、ゴムを押しながら髪の毛をつまみ引っ張り出して中央の分け目の部分に生じる地肌を目隠しするようにするのがコツです。
トップにボリュームが足りないといった場合でも、髪の毛を引っ張り出して行えば良いので簡単です。
左側の三つ編みを右側の三つ編みに一度巻き付けて見えない部分でピン留めして、右側の三つ編みを全体のバランスを考えピン留召して固定、最後に地肌が見ている部分は髪飾りを使って隠してしまえば良いのです。
まとめ
これらは、和服に似合う髪型であると同時に、30代から40代女性におすすめできるヘアアレンジです。
しかも、美容室などに行かなくても自分で簡単にできる手法ですから、普段から練習をしておくといざというときにも役立つのではないでしょうか。
ちなみに、和装に似合う髪型のことを和髪と呼びますが、一般的に和髪を作るときには逆毛や増かしを作ります。
逆毛や増かしは自分でできないものではありませんが、プロにお願いする方がきれいにできるなどからも美容室など着付けの際に利用される女性も多いようです。