新潟市の着物買取店|高く売れるオススメのお店を厳選!

新潟市で着物売却をお考えの方へ

着物と一口にいっても織り方、染め方、技法も細かく異なり、千種万様です。
そのため、「査定士の経験値の違い」や「市場の動向を常に確認しているか」等によって買取価格に大きな差が生まれます。ネットで調べてみると、実際に買取店を利用したことがある方から以下のような口コミがありました。

  • 高かった着物なのに、安い着物と差のない値段でがっかりした。
  • 高価な着物を査定してもらったところ、昨今は着物を着る人が少ないからという理由で予想より低い査定額を提示された。
  • 作家物しか価値がないと、買取できませんと断られました。

高い着物でも安い着物と同額程度と聞くと驚きますね。
着物は織り方や染め方だけでも産地によって違いがあり、着物を熟知していない素人では正しい価値を判断することは難しいといえます。
そのため、着物を買取に出す場合は、着物を正しく査定できる査定士が在籍している買取店がおすすめといえます。

本記事では、新潟市にある買取店の公式サイトや買取実績、口コミ等を確認してまとめています。着物の買取をお考えの方はぜひ、参考にしていただけると幸いです。

新潟市の着物買取店

福ちゃん【無料査定】

福ちゃんをオススメする理由

  • テレビCMでもお馴染みの着物買取店
  • 査定は無料なので初めての方も安心
  • 経験が豊富な査定士がしっかりと査定してくれる
  • 着物・和服・帯・和装小物類、着物関連を買い取ってくれる

日本や海外に豊富な販売ルートがあるため、他社以上の高額な買取価格が可能。
査定士のマナー研修も徹底され、日々サービスの改善に努められています。

テレビCMでもお馴染みなので安心感がありますし、「出張料」「査定料」「キャンセル料」は全て【無料】なので、気軽に安心して問い合わせできます。

福ちゃんの【買取サービス】3つの方法

福ちゃんは「出張買取」「店頭買取」「宅配買取」に対応されているので、ご自身の都合に合わせて着物を売ることができます!

出張買取

「着物の量がたくさんあって持っていくのが大変…。」
そんな方には、“福ちゃんの出張買取”がオススメです!
出張してくれて、その場で査定・買取をしてくれます。しかも出張料や査定料などは全て【無料】なので安心です。

店頭買取

東京・神奈川・大阪など、店舗での買取もされています。
売りたい時に、いつでも気軽に査定・買取ができます。

宅配買取

忙しい方や手軽に売りたい方は「宅配買取」がオススメ!
誰にも会わずに簡単に買取サービスを利用できます。
お問合せ後、本人確認ができれば、あとは着払いで送るだけなので、とても簡単!
到着後、査定結果をすぐに連絡してくれます!

査定料・出張料・キャンセル料は全て【無料】なので安心。

↓ 詳しくはこちら

とみ蔵

とみ蔵

とみ蔵の店舗情報

  • 買取品目が幅広く、まとめて査定をお願いすることができる。
  • 新潟県内全域が出張可能エリアとなっている。

個人のお客様から業者の方までの買取をされているのが「とみ蔵」さんです。

また、遺品整理や空き家整理の会社も営業されていらっしゃいますので、家のことをまるごとご相談したい方は一度ご連絡をしてみるといいでしょう。

業者の方からの買取実績も多く、年間で200件ほどされていらっしゃいます。
その豊富な経験と知識から、しっかりとした査定をしていただけるでしょう。

とみ蔵の買取について

店頭買取・出張買取・宅配買取の中から選ぶようになります。

店頭買取の場合は、新潟県内に3店舗を運営されていらっしゃいますので、ご自身の住まいに近いところで買取をお願いするといいでしょう。

出張買取も、新潟県内を中心に近隣の県にも来ていただけます。
また、その際の出張費や査定費、キャンセル料は一切かからないようですので安心してご依頼をすることができるでしょう。

買取品目も幅広く、着物をはじめ骨董品や楽器、貴金属等の買取をされています。
価値がわからないものにも、お値段がつくこともあるかもしれませんので、まずはご相談をすることをおすすめします。

店舗名 とみ蔵
住所 新潟県新潟市中央区長潟3-1-21(新潟南店)
電話番号 0120-697-172

きものリサイクル 蔵や

きものリサイクル 蔵や

きものリサイクル 蔵やの店舗情報

  • 着物を40年弱見てこられたスタッフの方の確かな目で査定をしていただける。
  • 着物のわからないことなども丁寧に教えていただける。

「蔵や」さんでは着物の販売・買取だけでなく、着物の丸洗いや防臭加工、仕立て直しなども行われているお店です。

40年弱にわたり、たくさんの着物を見てこられたスタッフの方がおられますので安心して査定をご依頼することができるでしょう。
着物のことはなんでもご相談くださいとのことですので、もし着物のことでわからないことがあるときにはご相談してみてください。

店内には素敵な着物類がたくさん並んでおりますので、素敵な出会いもあるでしょう。

きものリサイクル 蔵やの買取について

「蔵や」さんでは、1点1点丁寧に査定することを心掛けておられるそうです。
着物歴40年弱のベテランのスタッフの方もおられますので、しっかりとした査定をしていただけるでしょう。

まずはお電話にてお問い合わせして、買取の流れ等をご確認ください。

店舗名 きものリサイクル 蔵や
住所 新潟県新潟市中央区古町通1番町676
電話番号 025-224-1007

備前屋

備前屋

備前屋の店舗情報

  • 経験と知識が豊富なスタッフの方に査定をしていただける。
  • 着物の買取は女性スタッフの方が担当していただける。

備前屋さんは創業して100年余の骨董店です。
創業100年余の実績と経験を活かして、しっかりとした査定をしていただけるでしょう。

また買取の品目は着物類だけでなく、骨董品全般、掛け軸、お茶道具など様々なものを買取していただけます。
ご自宅に着物の他にもお願いしたいものがある場合はお電話のお問い合わせ時に、お伝えしておくとスムーズにお取引が進むでしょう。

備前屋の買取について

店頭買取または出張買取となるようです。

出張買取の場合は、数量がたくさんある場合になるそうですのでまずはお電話にてお問い合わせください。
出張買取の出張料や手数料はかからないそうですので安心してご依頼することができるでしょう。

着物以外にも袋帯や、帯締め帯揚げなどの和装小物、着物関係のものは様々なものを買取していただけるそうです。

店舗名 備前屋
住所 新潟県新潟市中央区西堀通5番町832-1
電話番号 0800-111-5101

まだまだある!新潟市の着物を買い取ってくれるお店

全国展開をしている着物の買取店

新潟市では着物買取を全国で行っているお店が複数あります。
大手だけあって、訪問や宅配、店頭での買取に対応されていているお店が多く、そのほとんどが査定料や送料など無料で対応してくれます。ただし、前もって予約が必要なお店もありますのでご注意くださいね。

店舗名
住所
たんす屋新潟店
新潟県新潟市中央区本町通り6番町1109
ザ・ゴールド 新潟中央店
新潟県新潟市中央区米山6-11-8
ザ・ゴールド 新潟西店
新潟県新潟市西区寺尾東3丁目17-8
ザ・ゴールド 上木戸店
新潟県新潟市東区上木戸2丁目2-7
ザ・ゴールド 亀田店
新潟県新潟市江南区早苗2丁目206
おたからや 女池店
新潟県新潟市中央区女池2-3-21
なんぼや 新潟ビルボードプレイス店
新潟県新潟市中央区八千代2-1-2 万代シテイ・ビルボードプレイス 3階

新潟市とその近隣の着物買取店

新潟市とその近隣で着物の買取を行っているお店です。
買取方法は限定されていますので、事前に確認が必要です。
お店によっては着物のお手入れや仕立て直し、染め替えなどもされていて、知人からの紹介でお願いされる方も多く、その仕上がりは評判のようです。

店舗名
住所
きもの処 姫胡桃
新潟県新潟市中央区1番堀通町685-7
新潟買取サービス
新潟県新潟市江南区長潟1-285-1
遊楽市
新潟県十日町市本町6丁目 道の駅「クロステン」1階
武者呉服店
新潟県村上市平林56番地
古今処 留都木庵
新潟県柏崎市向陽町1279-102

新潟市の呉服店

様々な伝統工芸品がある新潟県。その県庁所在地である新潟市には創業160年の老舗があり、文化や伝統を受け継ぎ、着物を未来につなげています。
仕立てはもちろんのこと、たくさんの方に着物に親しんでもらうため着付け教室や和裁教室を行っているお店が多く見受けられます。また、着物専門の職人さんが丁寧にお手入れしてくれたりとサービスも充実しています。買取サービスを行っているかは不明ですが気になる方は相談されても良いかもしれません。
余談ですが、新潟県は着物が似合う観光スポットも多く、街並みはどこも美しいです。観光の際は着物を着て散策したくなります。
新潟を訪れる際は「にいがた観光ナビ」で観光スポットを探すのもおすすめです。

店舗名
住所
きものと帯の笹長
新潟県新潟市中央区本町通6-1112
大谷屋
新潟県新潟市中央区古町2番町665-4
イチコクヤ
新潟県新潟市中央区関屋田町2丁目334
KIMONO NEW STYLE 遊楽市
新潟県新潟市中央区万代1-6-1 万代バスセンタービル2階
和gen
新潟県新潟市中央区古町通7番町934-4
趣味のきもの 宇田
新潟県新潟市中央区新和1-9-26
趣味のきもの 星呉服店
新潟県新潟市中央区古町通10番町1721

新潟の伝統的工芸品はどんなものがある?高価買取のコツは?

新潟県には2023年4月現在、13産地、16品目の伝統的工芸品があります。
この数はなんと、東京都、京都府に次いで3位の多さになっています。

伝統的工芸品とは?
厳密には細かい指定がありますが、大まかに言うと「原材料や技術、技法の主要な部分がおよそ100年以上にわたり継承され、その製造過程の主要部分が手仕事であること。また、日本の生活習慣や文化的背景に深く関わっているもの」を指します。

その16品目のうち、着物に関わりがあるものは以下の7品目です。

品目
生産地/主な製品
羽越しな布
うえつしなふ
生産地:村上市
主な製品:帯や草履、日傘、バッグ、帽子等の小物
小千谷縮
おぢやちぢみ
生産地:小千谷市、長岡市、十日町市
主な製品:着物地、洋服、インテリア
小千谷紬
おぢやつむぎ
生産地:小千谷市、長岡市、十日町市
主な製品:着物地、洋服、インテリア
塩沢紬
しおざわつむぎ
生産地:南魚沼市
主な製品:着物地
本塩沢
ほんしおざわ
生産地:南魚沼市
主な製品:着物地
十日町絣
とおかまちがすり
生産地:十日町市、津南町
主な製品:着物地、和装小物
十日町明石ちぢみ
とおかまちあかしちぢみ
生産地:十日町市
主な製品:着物地

それぞれに特徴があり、知名度も高くファンも多いです。
それでは、その7品目についてみていきましょう。

羽越しな布(うえつしなふ)


新潟県村上市と山形県鶴岡市との県境の山里で生まれた「羽越しな布」はシナノキ、オオバボダイジュ等の樹皮からとれる繊維から糸を作り、その糸を使用して織り上げた布です。羽越しな布は「三大古代織」の1つで、なんと、木の皮を使用した織物では、日本最古のものとなっています。制作工程は長く6月中旬の皮はぎから始まり、織りあがるまで1年以上の時間を要します。
そんな羽越しな布は素朴な手触りで、自然素材の落ち着きのある色合いが魅力です。

きものマガジン編集部

羽越しな布は平成17年に伝統的工芸品の指定を受けています。日常生活でも使いやすい帽子や日傘等もあり、優しい透け感が涼しさを演出してくれます。

小千谷縮(おぢやちぢみ)

新潟の織りの歴史は古く、1200年も前から織物の産地として知られています。
古来より小千谷市周辺では越後上布(えちごじょうふ)という麻織物を生産していました。

上布とは?
苧麻(ちょま)の糸を使用した平織の上質な麻布のことです。
糸が細ければ細いほど、織りあがった布は薄くなり、薄ければ薄いほど貴重なものとして大切にされています。
江戸時代では、献上品として幕府に納められていていました。上布の中でも新潟の「越後上布」と、沖縄の「宮古上布」は国の重要無形文化財に指定され、上布の最高級品として珍重されています。

この越後上布を改良して完成したものが「小千谷縮」です。
緯糸(よこいと)に強い撚り(より)をかけて織り上げ、仕上げに湯の中でもみ込む技法を用いて小千谷縮独特のシボを出しています。
このシボは布の表面を凸凹させて、肌にあたる面積を少なくすることで、熱を素早く逃がしてくれるので夏の暑い日も涼しく過ごせます。また、小千谷縮は涼しいだけではなく、素材も軽く、しなやかで優しい柔らかな肌ざわりも魅力の一つとなっています。

さらに文様は緯糸に柄をつけて織り込んでいく、「緯総絣(よこそうがすり)」という技法を使っています。染め物とは違った立体感のある柔らかな雰囲気がでます。

最後に出来上がった反物は雪の上で晒されます。雪と紫外線により発生されたオゾンが麻に含まれる色素を分解し、白がより白く鮮やかになります。
この技法は「雪晒し(ゆきざらし)」を言われていて、伝統的な技法です。

このように職人が丁寧に時間をかけて織り上げていった「小千谷縮」は国内外で称賛されてる品の一つとなっています。

きものマガジン編集部

小千谷縮は昭和30年に国の重要無形文化財、昭和50年に伝統的工芸品指定を受け、さらに平成21年にユネスコの無形文化遺産に登録されています。

小千谷紬(おぢやつむぎ)

上記の小千谷縮の技法と越後上布の技術を取り入れて、江戸時代中期に絹糸で織られているようになったのが「小千谷紬」です。原料は、玉繭や真綿の手紡ぎ糸を使用し、小千谷縮と同じ「緯総絣」という技法を用いて織っていきます。

小千谷紬の魅力と言えば、絹独特の光沢と滑らかな手触り、そして手紡ぎ糸のふっくらとした素朴で温かみのある風合いでしょう。
また、緯糸(よこいと)で織りだされる模様に玉繭の経糸(たていと)が重なることで作り出される、霞がかかったような何とも言えない柔らかな柄も魅力ですね。

きものマガジン編集部

小千谷紬は厳しい審査に通り、昭和50年に伝統的工芸品として指定を受けました。1つ1つ繊細な工程を経て作り出される織物はとても美しく、思わずため息が出ます。

塩沢紬(しおざわつむぎ)

塩沢紬は江戸時代中頃から、新潟県南魚沼市の塩沢区でつくられている織物です。
新潟県では、奈良時代の頃から日本の三大上布といわれる「越後上布」という麻織物を生産していました。
その越後上布の技術を応用して生まれたのが「塩沢紬」です。
原料は緯糸(よこいと)に真綿の手紡ぎ糸、経糸(たていと)に生糸または玉繭を使用しています。

塩沢紬の魅力は経糸を合わせて作り出されるとても繊細で極細の蚊絣(かがすり)や十字絣(じゅうじがすり)、亀甲絣(きっこうがすり)等の絣模様にあります。色合いは白、黒、藍などの地に絣模様が織り込まれた織物は、落ち着きのある上品な印象を与えてくれます。
また、塩沢紬は他の紬と比べて薄く、肌触りは紬独特のシャリッとした風合いに、真綿の手紡ぎ糸の柔らかさがあります。

きものマガジン編集部

昭和50年に伝統的工芸品に指定され、また平成21年にはユネスコ世界文化遺産にも登録された塩沢紬は大島紬、牛首紬と並ぶ三大紬として知られている、紬の最高級品です。
残念なことに、現在は生産者の減少が進み続けていて、希少価値の高い織物となっています。

本塩沢(ほんしおざわ)

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本塩沢は、塩沢紬と共に塩沢地区の代表的な織物です。
越後上布を改良してできた「小千谷縮」をもとにシボのある絹織物として本塩沢が生まれました。

同じ塩沢紬でも使用する糸が異なり、緯糸、経糸ともに生糸を使用します。
また、緯糸に強い撚りをかけた糸で織り上げたのち、湯もみを行うと、生地の表面にシボという凹凸が生まれます。
本塩沢の特徴がこのシボで、シボがあることによって、サラッとした肌ざわりになります。

模様は塩沢紬と同じ蚊絣や十字絣、亀甲絣を組み合わせた非常に細かい絣模様です。

きものマガジン編集部

本塩沢は徳川11代将軍家斉がお召しになったことから、別名「塩沢お召し」と呼ばれていて、最高級品といわれる着物です。
昭和51年に伝統的工芸品に指定されました。

十日町絣(とおかまちがすり)

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十日町絣は、新潟県十日町市や魚沼一帯で作られている織物です。
越後縮(麻織物)の技法を応用して、19世紀中頃に絹織物として生まれました。
原料は生糸や玉糸、真綿の手紬糸を使用しています。

十日町絣の魅力は絹独特の光沢と絣模様にあります。「緯絣」と「経絣」を巧みに組み合わせ、緻密で繊細な絣模様が落ち着いた風合いを醸し出しています。

美しい絣模様は職人の技術とセンスだけではなく、忍耐も必要になります。
図案から「経絣定規」と「緯絣定規」を作成し、定規をもとにしるしを付け、図案通りになるように絣糸を染め上げていきます。
そして図案どおりに織り上げるには、染め上がった経糸と緯糸がズレないようにあわせつつ慎重に織り上げていく、とても根気のいる作業です。

きものマガジン編集部

十日町絣は昭和57年に国の伝統的工芸品の指定を受けました。
高度な技術とかなりの手間がかかるため、十日町絣の職人は減少しています。それでも、今もなお技術開発を進めていて、近年では近代的なセンスも取り込み、魅力的なブランドを生み出しています。今後も楽しみですね。

十日町明石ちぢみ(とおかまちあかしちぢみ)

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十日町明石ちぢみは、新潟県十日町周辺で作られている織物です。
元々、十日町には「十日町透綾(とおかまちすきや)」という織物があり、この織物を改良したものが「十日町明石ちぢみ」です。

十日町明石ちぢみの特徴はちぢみ独特のシボです。
原料である最高級の生糸に強い撚りを加えて、様々な工程を経て、軽くて薄い清涼感のある風合い織り上げていきます。

撚りの回数は織物によって異なり、平均1mあたり約3,000回ですが、十日町絣は1mあたり約4,000回の強い撚りをかけます。
撚りの回数が多いほど、より細い糸に仕上がります。そのため繭に少しでも不純物が混ざっていると、織りむらが起きてしまうため、繭糸は不純物の少ない中央部分のみを使用します。とても贅沢な織物ですね。

また、織り上げた後に湯もみをすることで、独特のシボがでて、風合いに柔らかさが足されます。

緻密で繊細な作業は糸からひとつの模様を織り上げるのに平均2~3か月、模様によっては半年もかかり、根気と集中力のいる作業が続きます。

きものマガジン編集部

昭和57年に国の伝統的工芸品に指定された十日町ちぢみの伝統的な美しさは、現代の感覚とも融合し深い味わいを醸し出しています。気楽な外出や日常のオシャレ着として広く着用できるため、人気も高く需要も見込めます。

高く売るコツは?

高値で売るポイントは大きく分けて3つあります。

着物の状態は良いか

着物に限らず、どのようなものでも売るときの状態で金額が変わってきます。
売る前に必ず、着物にシミやカビなどの汚れや虫食いなどの穴、裾切れ、糸のほつれがないかチェックします。
特に前身頃、袖口、裾、裏地はしっかり確認しましょう。少しでも綺麗な状態の方が高く売れる傾向にあります。

伝統証紙や組合などが発行する証紙が手元にあるか確認する

伝統的工芸品には伝統マークのデザインを使った「伝統証紙」がつけられます。また、各組合が発行する証紙もあります。
「伝統証紙」は厳しい審査を通過したものにしかないため、この「証紙」があるかないかでは査定額に大きな差が出ます

着物買取専門の査定士のいるお店で査定してもらう

着物は生産地ごとに技術や原料が異なり、着物の知識がない査定士では正しく着物の価値を判断できません。
本来なら高額で買い取ってもらえるはずの着物でも、価値が分からずに低価格になってしまうことも残念ながらあります。
正しい判断を望むなら本物を見極められる査定士に依頼しましょう

まとめ

本記事では新潟市で着物の買取ができるお店と着物を高額で売る方法についてご紹介しました。
新潟県は京都、東京に次ぐ、伝統的工芸品の多い県です。職人が時間をかけて紡ぐ美しい着物は、希少価値も高く、売るときは比較的に高額になる傾向にあります。
そんな素晴らしい着物ですから、正当な価格で次の方に繋いでいってくれる買取店にお願いしたいですね。
どの買取店が良いか迷っている方は、ぜひご参考いただけると嬉しいです。

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